暮らしの食性活大辞典 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

Rahsaan Roland Kirk

$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


ローランド・カークはアメリカの黒人盲目ジャズプレーヤー。
研ぎ澄まされた鋭い感覚で同時に3つの楽器を奏でる事が出来た。
しかも自分で吹き易いように楽器を改良し、ありとあらゆる
楽器を操る事が可能だった。

彼は同時代のサックスプレーヤーの中でも抜群のテクニックと
歌心溢れる音を奏でていたが、フルートやソプラノサックスの音は
何故か物悲しく、彼の悲しい心の叫びを代弁しているかのような音色。

作曲能力も高く「ドミノ」を始め、現代のミュージシャンにも好まれている
楽曲も多いし、彼が生きていた頃はブラック・ミュージックや
ロック全般にも多くの影響を与えた。

昭和39年 初来日。東京サンケイホール等で公演が行われ
大橋巨泉司会の音楽番組にも出演し、フルート同様、鼻息で尺八を
演奏したらしい。
私の大嫌いなジャズ評論家「岩浪洋三」がカークの公演のタイトル
「グロテスクジャズの祭典」と称したが、
ストリッチ(サックスに上向きのベル無の直立型のアルト・サックス)
マンツェロ(大きく上向きのベルの付いたソプラノ・サックス。)と
サックスを同時に3本吹きならし、一本は股に挟んで演奏していたため
表現は悪いが、まるで男性が巨大なペニスをもてあそんでいるような
感じだったので、演奏中は終始、観客からクスクスと笑う声が
途切れなかったらしい。
また、椅子の上に多くの楽器を置き、崩れそうになった楽器を
拾い集めようとしたため、お客の間では「本当は目が見えるのじゃないか?」などと
言われたらしいが、彼は幼い時の医療が原因で失明している。
余程感性も研ぎ澄まされていたのだろう。

レコードではありとあらゆる楽器音の洪水である。
時には「ホイッスル」と同時にグラスの割れる音やら
これから何か不吉な事が起きる予感さえ感じる音から
一転してフリーな演奏が展開されるが、
さまざまなジャンルの音楽に精通していたカークらしく、破綻は一切ない。
一糸乱れぬサックスの同時演奏は聴く人に色んな驚きと感動を与える。

また彼は循環呼吸が達者で、曲の最後に永遠と楽器を奏でているので
聴いていると自然に「10 11 12 20」とカウントしてしまい、
次第にこっちの息が切れて窒息してしまいそうになるので注意が必要。

75年に脳卒中を患い、半身不随となるものの、77年に無くなるまで
演奏活動への意気込みは変わらなく湧きあがっていて、
その都度楽器を改良し、演奏しやすいスタイルを維持した。
$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


全盛期の「マーキュリーレコード」での全録音を網羅した
8枚組のBOXセット。入門編にはお勧め。
後述する「ドミノ」と同じ位素晴らしいのが「RIP,RIG & PANIC」
これは65年のアルバムでRichard Davis - Bass  Jaki Byard - Piano
Elvin Jones - Drumsと最高のラインナップ。録音はあのルディー・ヴァンゲルダー。
オリジナルLPとは曲順が違うのは録音順に収録してあるからかな?



$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


マーキュリー時代の最高傑作が62年の「ドミノ」
当初、ピアノはハービー・ハンコックが全曲録音で参加したが
結局はお蔵入りし、ハービーと同時に参加したウィントン・ケリーと
新進気鋭のアンドリュー・ヒルの録音が採用された。
ハービーの音源は8枚組BOXには収録されていなかったので
購入したのだけれど、まだこのような貴重な音源が多く残っているかもしれない。









同じマーキュリーレコードと言う事もあり、共演が多かった
クインシー・ジョーンズ62年の人気アルパム「Big Band Bossa Nova」から。
カークが全篇フルートを吹いている。
最近では映画の主題歌に使われているが
80年代「東京モード学園」のCMで使われていたので
聴いた事が有る人も多いと思う。これがカークの演奏です。
関連記事
スポンサーサイト
  1. 2012/04/24(火) 12:00:00|
  2. 過去記事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「空腹」が人を健康にする 「一日一食」で20歳若返る! | ホーム | どうなんでしょうか?>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://beatpop68.blog.fc2.com/tb.php/1391-9fed512d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最新記事

最新コメント コメントは励みになります

月別アーカイブ

カテゴリ

三条市の食堂・ラーメン (1)
過去記事 (1410)
オフ会日記 (7)
三条市の食堂 ラーメン (66)
カツ丼 (27)
THE BEATLES (4)
SWEETS PARADISE (3)
日本映画 (4)
パン (4)
新潟市のラーメン・食堂 (75)
日々雑感 (26)
新潟のレストラン (11)
旅行 (1)
飲食チェーン店 (14)
うどん (10)
読書 (2)
燕市の食堂・ラーメン (8)
長岡市のラーメン (17)
喫茶・カフェ (15)
デューク・エイセス (14)
おにぎり (1)
オーディオ (14)
見附市のラーメン・食堂 (6)
加茂市のラーメン・食堂 (3)
車 (1)
寿司 (6)
新潟のレストラン 飲食店 (144)
食性活通信 (1)
石川県のラーメン (33)
富山県のラーメン (25)
金沢市の飲食店 (24)
石川県の飲食店 (13)
富山県の飲食店 (17)
福井県の飲食店 (2)
大阪市の飲食店 (2)
新潟県妙高市のラーメン (3)
新潟県上越市のラーメン (12)
新潟県糸魚川市のラーメン (6)
福岡県のラーメン (1)
高速道路 SA (1)
音楽・レコード・CD (1)
チャーハン・焼飯 (8)
オムライス (0)
滋賀県のラーメン (2)
京都府のラーメン (2)
新潟県柏崎市のラーメン・食堂 (2)
神奈川県の飲食店 (0)
東京都のラーメン (2)
新潟県十日町市の飲食店 (6)
鰻・うなぎ (3)
新潟県阿賀野市のラーメン (1)
新潟県村上市のラーメン・食堂 (2)
新潟県小千谷のラーメン (1)
新潟人情食堂 (1)
新潟県胎内市の食堂・ラーメン (3)
新潟県五泉市の食堂・ラーメン (2)
そば・うどん (0)
コインスナック (1)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
グルメ
225位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
B級グルメ
39位
アクセスランキングを見る>>

お友達のリンクコーナー

アクセス状況 PCのみ

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。