暮らしの食性活大辞典 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

White Album The Beatles


1968年11月22日に英国で発売されたビートルズの新しいアルバムは
当時としては異例の真っ白なジャケットにエンボス加工で「THE BEATLES」の文字と
ナンバリングが打たれたファンや評論家の意表を突く2枚組のアルバムとして発表されました。


2枚組で発売された理由として、グループ行動より各個人で様々録音を試み、
当初は4トラックレコーダーだった機材がビートルズの長年の意向が実現し
アビーロードスタジオに8トラックレコーダーが導入され、
またジョージ・ハリスンが自作曲を多く書き上げ録音し、曲数が増えたことに
拠るものとされています。


前作の「サージェントペパーズ」のトータルコンセプトの完成度の高さから一転
メンバーの趣味趣向、ビートルズとしてのグループでのまとまりの無さから
評論家から散々批判されたアルバムでしたが、当時からこのアルバムが一番好きというファンも多く
志村けんさんも「仕事で息詰まるとみんな好き勝手にやっているこのアルバムを
ベッドの脇に置いてあるアナログシステムで聴く」と発言していますし
日本のミュージシャンはレコーディングの一つの方法論としてこのアルバムを推す人が多いです。
しかし、ジョージ・マーティンや生前ジョージ・ハリスンも「一枚にまとめるべきだった」と話していましたが
ポールだけは今でも「ビートルズの2枚組だ!文句があるか!」と好きなアルバムに挙げています。


当初は4人の顔のイラストが使用される予定でしたが、結局真っ白なジャケットで発売され
一般的に「ホワイト・アルバム」として親しまれています。


グループ行動より各個人と書きましたが、ジョンが不倫関係にあったオノ・ヨーコをスタジオに連れて
来るようになったころからメンバー間に緊張が走り、次第にビートルズとしての活動よりも
ヨーコとの活動に重点を置くようになり、それに伴ってポールがリーダーシップをとる様になり
ジョージが反発。次第にメンバー間に亀裂が生じめ、リンゴは一時脱退し
「Back in the U.S.S.R.」「Dear Prudence」ではリンゴ不在で、ペースとギター以外
外部ミュージシャンを使わないと決めていたビートルズ この難はポールがドラムを叩くことで
急を凌ぎ、ジョンとポールはリンゴのドラムセットの前にお詫びの手紙と花束を用意し
リンゴが再びスタジオに来た際に謝罪し、リンゴは復帰しています。


一方のジョージもビートルズとしての活動に疑問を感じるようになり
アルバム毎に1・2曲しか収録されない不満と、ソングライティング能力の向上から
多くの曲を作り始め、自信作「While My Guitar Gently Weeps」では
親友のエリック・クラプトンにリードギターを弾いくれるよう説得。
クラプトンも「クレジットしない約束を守ってくれるなら」とアビーロードに現れ
「不機嫌だったジョンとポールが急によそいきの態度に変わったんだ」とジョージが
語っていたように、しっくりこないビートルズとしての録音に潤滑剤・起爆剤の効果をもたらし
それはそのまま「ゲットバック・セッション」でのビリー・プレストンの起用に繋がりました。


 


 


内容は本当にバラエティーで、ビーチ・ボーイズへのポールの愛が伝わる
「Back in the U.S.S.R」 インド滞在中にジョンがドノヴァンから教えてもらった
3フィンガー・ピッキングによる「Dear Prudence」「Julia」
ヘヴィメタルの元祖と言われ、後にモトリー・クルー エアロスミス ボンジョビ U2
日本の浜田麻里もカバーした「Helter Skelter」
コーラスにメンバーの奥方・愛人参加が参加しジョンとジョージのツインリードが
聴けるハードロック「Birthday」
森高千里がステレオの定位まで忠実に再現しビートルズオタクを披露した
「Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey」
ジョージ・マーティンのオーケストラスコアが美しい、ジョンが作りリンゴに送った
エンディングを飾る「Good Night」まで、ビートルズの幅広さで2枚組を
逆手にとって最後まで飽きさせない内容となっています。


マーティーンが休暇中に、弟子入り志願の手紙をしつこく送り
後にセックス・ピストルズ XTC サディスティック・ミカ・バンド イン・エクセス等を
手掛け一世風靡するクリス・トーマスがこのアルバムでデビューしていますが
「ビートルズのメンバーは一言も口を訊いてくれなかった」と散々なデビューだったことを
語っていますが、後にウィングスも手掛けていますから歴史とは解らないものであります。




一昨年発売されたアナログボックスセットのホワイト・アルバムはまだ未開封・未試聴でした。


ジャケットにナンバリング無し 勿論オリジナルのオープントップとは違っていました。




4人のポートレート 意味不明なポスター



ポスター裏面の歌詞カードは忠実。





レーベルのフォントの質感が若干違うのは仕方ないですね。




聴き比べとして、80年代前半、西ドイツEMIのアナログマスターのステレオ盤。
ジャケットに「Deutscher Schallplattenpreis」のステッカー。
これはヒトラー政権時代、著しく発展したドイツの車・音響・通信技術力 
これはヒトラーとは強いつながりがあるのですがそれはまた次回。
ドイツの優秀録音審査機関が「優秀録音」と認定したレコードに与えられる賞を
受賞したという称号の証です。


 



因みにナンバーは 196602です。


当時のファン後で当選番号なとが発表され、何かプレゼントが貰えのではと期待していたらしいです。



昭和61年 お年玉で「石丸電気 新潟店」で4500円。


その当時から東芝の日本盤は英国・ドイツ・オランダより音質が劣ることを知っていました。



 


真空管アンプは球の差し替えで音が大きく変わります。
整流管でもその違いに驚きます。
今回は 米国・タングソル5R4GY ロシア・ゾヴテック274B 日本・東芝5U4G
この3本は品番こそ違いますが互換性があり、差し替え可能。
一番左の5R4GYを使用することにします。



2011年 再発リマスター盤。



西ドイツ80年代前半プレス盤。


このドイツ盤の音の良さで長年親しんでいましたが、再発リマスターの圧勝です。
Happiness is a Warm Gunでは最終溝と言う事でドイツ盤は音が甘く歪がちになり
15kHz辺りの音が煩く感じますが、再発盤は最終溝でもトラッキングエラーが出ないよう
カッティングが施してあり、音が本当に歪が無く、右チャンネルのリンゴのドラムの音が
タイトで全体的に音に厚みがあります。



再発盤全体に言えるのですが、音の煌びやかさより重厚感とバランスが身上の
音作り、それがこのアルバムでは特に効果的と思いました。
Martha My Dearのブラスセクションやベースの音はドイツの音が好みかな。



ビートルズのアルバムでモノラル盤が発売された最後のLPでもあります。
このアルバムは圧倒的にモノラルの枚数が少なく、中古市場で安くても3万はします。


1982年 英国でモノラルがデビュー20周年と言う事で再発され
日本でも同じラッカーマスターを使用して発売されました。


86年には来日20周年として再発されています。


こちらは82年最初に発売された東芝限定盤。



 


こちらは82年最初に発売された東芝限定盤。


ポートレート ポスターも付属しますが、カラーコピーのようなボケボケ。
ジャケのナンバリングは無し。



東芝音楽工業時代の赤盤と違い、ただのレッドカラーレコードです。
これを「赤盤」とは言いません。



モノラル盤を聴くときはモノラルカートリッジで聴くのが流儀。
カートリッジ交換時の針圧・バランス・これ一つ コンマ1で音が変わります。
手抜かりは出来ません。



プリアンプ部に出力切り替えがある場合、モノラルカートリッジで
更にL+Rのモノラルで聴くことをお勧めします。



評論家が当時のモノラルはコンプレッサーをかけ、真空管式カッティングマシーンで
作っているので、今のトランジスター式のカッティングマシーンのブレスとは
音が別物と言ってますが、傷多く、溝も減ってノイズも多く高いオリジナルよりも
本当に「良い音のモノラル」として楽しめますし、モノラルらしい音の張り出し
厚みや迫力も十分ありお勧め。帯ナシなら1万円以下で買える
今買っておくことをお勧めいたします。


良い音で楽しむため手間をかける、アナログ時代は当たり前だったことが
CD時代になり「面倒」な事になりましたが、まさに儀式。
やはりビートルズは音の良いアナログで楽しみたいですね。


 The Beatles - "The Beatles (White Album)" (2009 Stereo Remastered)


The Beatles - The Beatles [1968]


関連記事
スポンサーサイト
  1. 2014/02/23(日) 00:00:00|
  2. THE BEATLES
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
<<三条市 『食堂にしかわ』 | ホーム | 見附市 『味のふじさわ』>>

コメント

papagallo様

ポールのみんなが知ってる有名な曲
NHKの「みんなのうた」でも流れていましたし、
日本のカーナビーツが「太郎が花子に」って日本語で
歌っていました。

サージェントはじっくり聴くととても良いアルバム、
ホワイトアルバムは読書しながら「ながら」で
楽しんだり飲みながらが楽しいアルバムです。

詳しいですね オーディオ。
DP-75は82年発売で91年に5万で中古で買いましたがマニュアルなためか故障無しです。
今のカートリッジの針が摩耗したら103か
ローコストのM44Gにしようと思っています。
  1. URL |
  2. 2014/02/27(木) 21:40:51 |
  3. まさ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

好きなアルバムです

Happiness is aWarm ジョンらしくて好きです
個人的にポールのみんなが知ってる有名な曲って好きじゃないのですが 
このアルバムのポールの楽曲は秀逸なのが多いなぁ~と感じます

35年前は SGTのまとまり感よりも こっちのバラエティに溢れた盛りだくさんの楽曲の方が好きでした
Bungalow Bill~"Eh up"~While My Guitar Gently Weepsとかですね

まささん DP-75懐かしい~ カートリッジも“デンオン” 最後の写真のはテクニカ アンプ、マランツ

あの頃が蘇ってきます。
  1. URL |
  2. 2014/02/24(月) 02:04:29 |
  3. papagallo #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

スッキ~♪様

30周年記念盤 私も新潟の石丸電気で発売日に買いました。保護用のブラケース付きで英国輸入盤に
日本語の歌詞カード付けた物でしたね。
数年前にオークションで売り出して定価より高く落札されて今は手元にありません。
初回のオープントップを忠実に再現していましたね。


黒色の紙製エンベロープ 英国盤はアップルレーベル物にずっと付属しています。今回の再発にも附属されています。

リマスター盤 CDとアナログともナンバリング無しです。
東芝の91年と2000年代のアナログ共にナンバリング
は無しです。

日本は東芝音楽工業時代のアップルから
「フォーエバー帯」時代は付属されいました。
  1. URL |
  2. 2014/02/23(日) 21:43:23 |
  3. まさ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

シリアルナンバー

CDでも、、CD化された「初版(初回盤)」にナンバリングされていたそうで、確か以前、亀田の「TSUTAYA」かどっかで、ナンバリングされた「初回盤」を、それとなく目にした事がありました。
(「セルCD」ではなく、「レンタル」の方で。)
今はあるのかなぁ…。(入れ替えられてるか、無くなってると思うけど…。)
その後、私は、「発売30周年記念ペーパースリーヴ」としても、「ホワイトアルバム」のCDを入手。
都合上、かれこれ4種(赤帯、黒帯、30周年の紙ジャケ、リマスター盤)を入手した事になっていますが、そのうち、赤帯は友人に譲りました。
「30周年」にかんしては、「限定盤」と言う事で、ナンバリングされていました。
私のは「0073602」です。
なお、「30周年記念盤(CD)」に関しては、その「二つ折り」の紙ジャケ、開口部が「上」にあります。
封入物は「LPレコードに封入されているものの縮小版」で、「黒地に青リンゴの内ジャケ(紙製)」の中に「青リンゴレーベル」がプリントされたCDが入っています。
(ディスク2は「半割りの青リンゴ」になっています。)
LPレコードに「内ジャケ(黒色の紙製エンベロープ?)」ってあったんでしょうか?
音質は、「’87年(?)にリリースされたCDと一緒」です。
「リマスター盤(CD)」に関しては、「初回」云々関係無く、ナンバリングもされなかったのでしょう。
「モノマス」に関しては、まだ入手に至っておりません。
  1. URL |
  2. 2014/02/23(日) 20:52:46 |
  3. スッキ~♪ #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://beatpop68.blog.fc2.com/tb.php/159-702e0240
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最新記事

最新コメント コメントは励みになります

月別アーカイブ

カテゴリ

三条市の食堂・ラーメン (1)
過去記事 (1410)
オフ会日記 (7)
三条市の食堂 ラーメン (66)
カツ丼 (27)
THE BEATLES (4)
SWEETS PARADISE (3)
日本映画 (4)
パン (4)
新潟市のラーメン・食堂 (75)
日々雑感 (26)
新潟のレストラン (11)
旅行 (1)
飲食チェーン店 (14)
うどん (10)
読書 (2)
燕市の食堂・ラーメン (8)
長岡市のラーメン (17)
喫茶・カフェ (15)
デューク・エイセス (14)
おにぎり (1)
オーディオ (14)
見附市のラーメン・食堂 (6)
加茂市のラーメン・食堂 (3)
車 (1)
寿司 (6)
新潟のレストラン 飲食店 (144)
食性活通信 (1)
石川県のラーメン (33)
富山県のラーメン (25)
金沢市の飲食店 (24)
石川県の飲食店 (13)
富山県の飲食店 (17)
福井県の飲食店 (2)
大阪市の飲食店 (2)
新潟県妙高市のラーメン (3)
新潟県上越市のラーメン (12)
新潟県糸魚川市のラーメン (6)
福岡県のラーメン (1)
高速道路 SA (1)
音楽・レコード・CD (1)
チャーハン・焼飯 (8)
オムライス (0)
滋賀県のラーメン (2)
京都府のラーメン (2)
新潟県柏崎市のラーメン・食堂 (2)
神奈川県の飲食店 (0)
東京都のラーメン (2)
新潟県十日町市の飲食店 (6)
鰻・うなぎ (3)
新潟県阿賀野市のラーメン (1)
新潟県村上市のラーメン・食堂 (2)
新潟県小千谷のラーメン (1)
新潟人情食堂 (1)
新潟県胎内市の食堂・ラーメン (3)
新潟県五泉市の食堂・ラーメン (2)
そば・うどん (0)
コインスナック (1)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
グルメ
239位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
B級グルメ
35位
アクセスランキングを見る>>

お友達のリンクコーナー

アクセス状況 PCのみ

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。